沖縄旅行といえば「レンタカー」が当たり前…そう思っていませんか?
実は、車なしでも沖縄をしっかり満喫できることをご存知でしょうか。
今回は実際に公共交通・タクシー・徒歩だけを使って、那覇・北谷・恩納村・美ら海水族館を巡る2泊3日の旅行を体験しました。
運転が苦手な方や、お酒を楽しみたい方でも安心して楽しめる「車なし沖縄旅」。
この記事では、リアルな体験をもとに、公共交通だけで巡るおすすめモデルコースを詳しく紹介します。

モデルコース全体スケジュール概要
1日目|那覇・国際通り・アメリカンビレッジを満喫
- 10:45 那覇空港到着、荷物をホテル配送サービスで預ける
- 11:30 ゆいレールで国際通りへ
- 12:00 ステーキランチ&雪塩ソフト
- 14:00 路線バスでアメリカンビレッジへ(約1.5時間)
- 15:30 アメリカンビレッジ散策&ブルーシールアイス
- 17:00 ザ・ビーチタワー沖縄チェックイン&サンセット鑑賞
- 19:30 BRUALで夕食&花火鑑賞
2日目|恩納村ダイビング&美ら海水族館エリアへ
- 07:30 ホテル朝食ビュッフェ
- 09:00 タクシーで恩納村「和」ダイビングショップへ
- 10:00〜13:30 青の洞窟ダイビング&シャワー
- 13:45 ブルーエントランスキッチンでタコスランチ
- 14:30 バスで名護十字路乗り換え、美ら海水族館方面へ
- 16:30 ロイヤルビューホテル美ら海チェックイン
- 17:00 エメラルドビーチ・水族館周辺散策
- 18:30 ちぬまんで沖縄料理ディナー
3日目|美ら海水族館を満喫&那覇でお土産タイム
- 08:30 美ら海水族館入館&カフェオーシャンブルーで朝食
- 09:30 マナティー館・ウミガメ館・イルカショー&餌やり体験
- 12:00 フクギ並木散策&フクギ屋でランチ&ジューシー購入
- 13:13 バスで那覇市内へ
- 15:30 国際通りでお土産&マンゴースムージー
- 17:00 ゆいレールで那覇空港へ、ポーたま購入
- 17:30 機内でポーたまを食べながら帰路
1日目|那覇&北谷を車なしで観光!アメリカンビレッジまで公共交通で移動
荷物を預けて手ぶら観光スタート!那覇空港から国際通りへ

羽田から那覇空港に到着したのは10:45ごろ。
今回は空港の出発ロビーにある宅配受付カウンターで、宿泊先ホテルまで荷物を配送してもらいました。
料金は800円。大きなスーツケースを預けて、身軽に観光をスタートできるのでとても便利なサービスです。
ゆいレールに乗って那覇空港駅から県庁前駅へ向かいます。
交通系ICカード(Suica)も使えるので、切符を買う手間がなくスムーズでした。
【国際通り観光】車なしでも楽しめる王道グルメ&スイーツ体験
11:30ごろ、県庁前駅に到着。そこから徒歩すぐの国際通りへ。
お土産店や飲食店が立ち並び、観光客でにぎわう那覇のメインストリートです。
沖縄ステーキ文化を楽しむランチ

まずは腹ごしらえに、沖縄ステーキ文化を楽しめる人気店「ステーキハウス88 国際通り店」。
150gの赤身ステーキを注文し、スープ・サラダ・ライス付きのセットで大満足。
脂っこくない赤身肉なので、女性でもペロリと食べられました。
さっぱりスイーツ「雪塩ソフト」

食後は、沖縄らしいスイーツも楽しみたい…ということで、
雪塩菓房 国際通り本店で「雪塩ソフトクリーム」を購入。
おすすめは「シークワーサー塩」をトッピングする食べ方。さっぱり爽やかな風味がクセになる美味しさでした。
那覇からアメリカンビレッジへ|公共交通でのアクセス&注意点まとめ
14:00ごろ、県庁北口バス停から路線バスに乗り、北谷町のアメリカンビレッジを目指します。
この日は観光シーズンということもあり、道路はやや渋滞気味…。
通常50分ほどのところ、約1時間半かかって15:30ごろ到着しました。
この路線バスはSuicaなど全国共通の交通系ICカードは利用不可ですが、
VisaやMastercardなどのクレジットカードのタッチ決済には対応しており、現金を用意しなくてもスムーズに乗車できました。
とはいえ、観光シーズンは渋滞で時間が読みにくいので、
時間に余裕を持ったスケジュールがおすすめです。
【アメリカンビレッジ観光】リゾート気分で街歩き&映えスポットめぐり
映えスポット&ブルーシールアイスでひと休み

到着後は、リゾート感たっぷりの美浜アメリカンビレッジを散策。
カラフルな建物や海沿いの写真スポットを楽しみながら、
沖縄で有名なアイスクリームショップ「ブルーシール」へ。
トロピカルなフロートジュースを片手に、のんびり街歩きを楽しみました。
ザ・ビーチタワー沖縄に宿泊|海沿いの絶景ホテルでサンセット満喫

17:00ごろ、宿泊先のザ・ビーチタワー沖縄にチェックイン。
オーシャンビューの部屋からは、目の前に広がるビーチと海の景色が最高です。
夕方には、水平線に沈む美しいサンセットをバルコニーからゆっくり鑑賞。
「これぞ沖縄リゾート」と思える贅沢な時間を過ごせました。
花火が見えるレストラン「BRUAL」|北谷でディナーを楽しむ

夜は、アメリカンビレッジ内にある「BRUAL American Village」へ。
19:30に予約していた「花火の見えるソファ席」に案内してもらい、
リゾート気分たっぷりの雰囲気の中、チーズバーガーやビールを楽しみました。
食事中には、目の前で3分間ほどの打ち上げ花火もあり、迫力満点!
短い時間でしたが、特別な夜を演出してくれました。
このあとホテルへ戻り、沖縄2日目に備えてゆっくり休みました。
2日目|恩納村でダイビング&美ら海水族館エリアへ
ホテル朝食ビュッフェで景色と沖縄グルメを堪能
2日目の朝は、ホテル「ザ・ビーチタワー沖縄」のビュッフェからスタート。
7:30ごろに行くとスムーズに案内してもらえ、景色の良いバルコニー席に座ることができました。
沖縄らしいメニューも豊富で、沖縄そばやもずく、ポーク卵など地元グルメを少しずつ楽しめます。
8:00を過ぎると混雑し始め、入口には行列もできていたので、朝食は早めの利用がおすすめです。
【タクシー活用で快適】初心者でも安心の青の洞窟ダイビング体験

朝食後はタクシーで恩納村へ向かいます。
北谷から恩納村のダイビングショップ「和(なごみ)」までは約40分・5,300円ほど。
車窓からは美しい海沿いの景色が広がり、沖縄らしいドライブ気分も味わえました。
到着後、着替えや説明を受けていよいよ青の洞窟ダイビングへ出発!
インストラクターの方がしっかりサポートしてくれるので、初めてでも安心して楽しめます。
神秘的な青い光に包まれる洞窟内は、まさに絶景。
カクレクマノミや色とりどりの熱帯魚にも出会え、海中世界を満喫できました。
プランには写真・動画撮影サービスも含まれていて、思い出をしっかり残せるのも嬉しいポイントです。
着替えやシャワーを終えてショップを出たのは13:30ごろ。
設備も整っており、シャンプーやドライヤーなども使えるので、女性でも快適に利用できました。
恩納村でランチ|ダイビング後にぴったりのタコスプレートを満喫

ダイビング後は、ショップ近くにあるカフェ「ブルーエントランスキッチン」へ。
ここでは、沖縄らしいタコスプレートを注文。
スパイシーな具材とサルサソースが相性抜群で、ボリュームも満点。
ダイビング後の空腹をしっかり満たしてくれました。
路線バス&乗り換えで美ら海水族館へ|車なしでもスムーズに移動
昼食後は、バスを乗り継いで美ら海水族館方面へ向かいます。
まずは恩納村からバスに乗り、名護十字路で乗り換え。
さらに美ら海水族館方面行きのバスに乗り継いで、16:30ごろ「石川入口」バス停に到着しました。
バス停からホテルまでは徒歩でアクセス可能。
ロイヤルビューホテル美ら海にチェックインし、ひと休みしてから周辺散策へ出かけます。
エメラルドビーチ&美ら海水族館周辺を散策

ホテルからすぐのエメラルドビーチや水族館周辺をのんびり散策。
白い砂浜とエメラルドグリーンの海を眺めながら、リゾート気分を満喫しました。
美ら海水族館近くで沖縄料理ディナー|車なしでも行ける人気店「ちぬまん」

夕食は、ホテルから歩いて行ける「沖縄料理 ちぬまん」へ。
沖縄らしい定番料理を少しずつ楽しめるメニューが豊富で、特におすすめは「ジーマーミ豆腐の揚げ出し」と「海ぶどう」。
揚げ出しは、外はカリッと中はとろりとした食感で、優しい出汁の味が絶品。
海ぶどうはプチプチとした食感が楽しく、ビールとの相性も抜群でした。
締めにはあっさり味のソーメンチャンプルーを注文し、沖縄料理をたっぷり満喫。
味・雰囲気ともに大満足のディナーでした。
この日は美ら海水族館エリアに宿泊し、翌日の水族館観光に備えてゆっくり休みました。

3日目|美ら海水族館を朝から満喫!那覇まで公共交通で戻る沖縄観光ルート
【朝から楽しむ美ら海水族館】カフェオーシャンブルーで優雅な朝食を

最終日は8:30の開館時間に合わせて美ら海水族館へ。
ホテルで前売り券を購入していたので、入館もスムーズでした。
平日だったこともあり、開館直後は入場待ちの列もなく、快適にスタートできました。
入館後すぐに向かったのは、館内にあるカフェオーシャンブルー。
水槽を間近に眺められる有料席(500円)を利用し、ジンベエザメを見ながら朝食タイム。
人気のカフェですが、朝イチは空いていてゆったり楽しめるのでとてもおすすめです。
水族館&マナティー館・ウミガメ館・イルカショーを満喫

カフェでの朝食後は、館内をじっくり見学。
大迫力のジンベエザメやマンタ、色とりどりの魚たちをゆっくり楽しめました。
その後、徒歩でマナティー館・ウミガメ館へ移動。
特にマナティー館横の浜辺は、人も少なく、穴場の絶景スポット。
伊江島を望む景色を眺めながら、しばらくのんびり過ごしました。
続いてオキちゃん劇場へ移動し、イルカの餌やり体験(500円)に挑戦。
間近でイルカを見ながら餌やりを楽しみ、続けて11:30からのイルカショーを観覧。
約15分ほどの短いショーですが、海を背景にしたステージでのダイナミックなジャンプに大満足でした。
【フクギ並木&沖縄ランチ】ソーキそばとジューシーで満足度100%

ショーの後は、徒歩でフクギ並木へ。
緑に囲まれた静かな並木道を歩き、癒しのひとときを楽しみました。
ランチは並木近くのフクギ屋へ。
ソーキそばをいただき、帰りにはジューシー(沖縄風炊き込みご飯)をテイクアウト。
ホテルからも徒歩10分ほどとアクセスが良く、旅の締めくくりにぴったりのランチでした。
【那覇へバスで移動】国際通りで沖縄土産とスムージーを満喫

13:13発のバスで那覇へ戻ります。
ホテルの目の前から乗車でき、ロビーでゆっくり待てるのでとても便利でした。
バスはSuicaを使用できたので、キャッシュレスで乗車できて快適です。
約2時間ほどバスに揺られ、15:30ごろ県庁北口に到着。
最後にもう一度国際通りを訪れ、サーターアンダギー、泡盛、ジーマーミ豆腐、海ぶどうなどのお土産を購入。
歩き疲れた頃に立ち寄ったマンゴーカフェでは、濃厚なマンゴースムージーを楽しみました。
暑い沖縄で飲む冷たいスムージーは最高のおやつでした。
【那覇空港でポーたま】帰りの飛行機で旅の締めくくりグルメ
17:00ごろ、ゆいレールで那覇空港へ戻ります。
空港では人気の「ポーたま(ポークたまごおにぎり)」を購入。
夕方は行列ができていたため、国際通り店で買っておくのもおすすめです。
機内では、ポーたまを食べながら旅の余韻に浸り、今回の2泊3日の沖縄旅は終了しました。
まとめ|車なしでも大満足!公共交通だけで楽しむ沖縄2泊3日モデルコース
今回、那覇・北谷・恩納村・美ら海水族館を公共交通+タクシー+徒歩だけで巡る2泊3日の沖縄旅行を実際に体験してみて、「車なしでも十分楽しめる」と実感しました。
車なしでも楽しめた理由
- ゆいレールやバスが充実していて、主要観光地までアクセス可能
- 渋滞を避けるために早め行動&時間に余裕を持つ工夫でストレス軽減
- ホテル荷物配送サービスやキャッシュレス対応で移動も快適
- タクシー併用で行きにくい場所(恩納村)もスムーズに観光
注意・工夫してよかったポイント
- バスの本数や時間は事前に調べておくと安心(特に乗り換え時刻)
- 長距離移動は渋滞リスクあり、時間に余裕をもった計画がおすすめ
- バスはSuicaが使えない路線もあるため、ある程度現金は用意しておいた方が○
- 荷物をホテルに送る手ぶら観光サービス(800円)が本当に便利
- 国際通りやアメリカンビレッジは夜遅くなると閉まる店も多いので、昼のうちに回るのがおすすめ
こんな人におすすめ
- 運転が苦手・車なしでも沖縄を楽しみたい人
- 少人数・ひとり旅・女子旅で交通費を抑えたい人
- お酒を飲みながら旅を楽しみたい人
車なし旅行は「不便そう…」というイメージがあるかもしれませんが、実際には公共交通とタクシーを上手に使えば、沖縄らしい観光やグルメを十分に楽しめることがわかりました。
次の沖縄旅行は、ぜひ「車なし旅」に挑戦してみてはいかがでしょうか?

よくある質問|沖縄旅行を車なしで楽しむために
Q. 沖縄旅行って本当に車なしでも楽しめますか?
A. はい、ゆいレール・路線バス・タクシーを活用すれば、主要な観光地(那覇・北谷・恩納村・美ら海水族館など)を無理なく巡ることができます。事前にバスの時刻や乗り換えを調べておけば、車がなくても快適です。
Q. 路線バスでSuicaやPASMOは使えますか?
A. 一部の路線では使用できません。ただし、沖縄本島ではクレジットカードのタッチ決済(Visa・Mastercardなど)が使えるバスも多いため、キャッシュレスでの乗車が可能なバスも多いです。
Q. 美ら海水族館へ車なしで行く方法は?
A. 那覇市内からは高速バスや路線バスで行けます。直通バスの本数は限られるため、名護での乗り換えが必要な場合もあります。時間に余裕を持って移動しましょう。
Q. ダイビングや海のアクティビティも車なしで参加できる?
A. 恩納村などのダイビングショップでは、最寄りのバス停やホテルまでの送迎サービスがある場合や、タクシーでアクセス可能な立地も多くあります。今回の旅でもタクシー利用でスムーズに参加できました。
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